[1]「5つの推薦入学」と「3つの一般入学」
KBCCには「5つの推薦入学」と「3つの一般入学」があります。それぞれの入学方法で選考内容はもちろん、出願期間や提出書類、そして学費免除等の特典まで入学したあとの条件にも違いがあります。また出願基準にも違いがあり、推薦入学はKBCCに「合格すれば入学する」ことが前提の専願のみ、一般入学には、その他、他校や公務員試験の受験、および就職の可能性がある併願の方のための入試方法、また、現在社会人や大学・短大生の方にもご利用いただける減免制度などがあります。この記事では各入学制度について、ご紹介していきます。
推薦入学制度
●指定校推薦入学
KBCCの推薦枠を持つ指定校の生徒を対象とする入学方法です。指定校内で選抜された生徒が、書類審査・面接で選考されます。10月ごろからの約1ヶ月間が願書受付期間で、10月中旬より選考が始まります。指定校推薦で入学した学生には20万円の学費免除や入学選考料の免除の特典が受けられます。
●AO入学
KBCCの求める人物像に合致していると認められた生徒が受験することのできる入学制度です。願書受付は他の入学方法と比べ最も早い9月中旬から始まります。出願には面談に合格した生徒に郵送される「AO出願許可書」が必要です。AO入学の学生には10万円の学費免除や入学選考料の免除の特典が受けられます。(詳しくは本記事後半でご説明しています。)
●部活動推薦入学
高校で取り組んできた部活動の活動状況などを加味して選考する入学制度で、出願には推薦書と部活動推薦書をが必要です。10月から3月中旬までが願書受付期間で、選考にあたっては、書類審査・面接のほか、適性検査を行います。10万円の学費免除や入学選考料の免除の特典があります。(詳しくは本記事後半でご説明しています。)
●特待生入学
特待生申込書を提出した方の中から、選考の成績が優秀な方が受けられる制度です。入学年に卒業見込みの生徒に加え、すでに高校を卒業した方や、高校卒業者と同等以上の学力と認められた方も出願できます。出願には推薦書と特待生申込書が必要です。選考は書類審査・面接・適性検査のほか、一般常識を扱う筆記試験を行います。その結果に応じて入学選考料と最大20万円の学費免除を受けることができます。(※免除に該当しない場合もあります。)
●推薦入学
入学年に卒業見込みの生徒に加え、すでに高校を卒業した方や、高校卒業者と同等以上の学力と認められた方が出願できる推薦制度です。出願にあたって、推薦書と入学選考料15,000円が必要です。書類審査・適性検査・面接で選考を行います。
一般入試制度
●一般入学
入学年に高校卒業見込みの方、または高校を卒業した方や高校卒業者と同等以上の学力と認められた方が出願できる制度です。入学選考料15,000円が必要で、書類審査・適性検査・面接のほか作文による選考を行います。
●公務員試験併願制度
公務員の合否結果次第でKBCCへの入学を検討している方へ向けた入学制度です。高校卒業・または卒業見込みの方、高校卒業者と同等以上の学力と認められた方が出願できます。書類面接・適性検査・面接・作文で選考を行います。入学に関する手続きは公務員試験合否確認後に行うことができます。
●特別優待制度
大学や短大を卒業または卒業見込みの方や、社会人経験が6ヶ月以上の方に向けた入学制度です。出願にあたり特別優待制度申込書、大学・短大を卒業した方は卒業証明書が必要です。この制度を利用した方には10万円の学費免除や入学選考料の免除の特典があります。
[2]よく聞くけど、よくわからない…AO入学って?
AO入試とは?
AO入試のAOとは、Admissions Office(アドミッションズ・オフィス)、つまり入学選考事務局の略です。学校が示すアドミッション・ポリシー(受け入れ方針)をもとに志願者が「求める人物像」かどうかを評価します。一般には学習意欲や学校への適性、そして個性や能力などが評価基準となります。
KBCCのAO入試では、「目標の実現に向けて学ぶ意欲が旺盛で、チャレンジ精神がある方」「社会の一員として働いていく上で必要とされる総合的な力、人間力を身に付けたい方」という2点のアドミッションポリシーをもとに評価を行います。AO入学を利用した学生には、入学選考料免除と学費10万円免除の2つの特典が受けられます。
AO入試のスケジュール
AO入試の選考基準は大きく「エントリー」「面談」「選考」の3ステップに分けられます。まずはオープンキャンパスへ参加して、AOエントリーの資格を取得しましょう。2期あるAOエントリー期間のいずれかで受付を行います。その後、AO面談日の通知に個人面談を受けます。面談の結果AO入学選考を許可された方には、「AO出願許可書」が郵送されます。9月中旬から10月初旬の出願期間の後、書類審査によるによる入学選考が行われ合否の発表が行われます。
[3]KBCCならではの、特色ある出願方法
●部活動推薦入学
高校で行った部活動の取り組みを加味して選考を行う、KBCC専願の方を対象にした出願方法です。「部活動」という言葉から「スポーツ」を連想する方も多いかもしれません。しかしKBCCには、文化系の部活に励んでいた生徒も部活動推薦入学制度を利用して入学しています。
部活動推薦入学は10月から3月末まで願書を受け付けており、推薦書・部活動推薦書の提出が必要な入学制度です。書類審査・適性検査・面接で選考を行います。
●公務員試験併願制度
公務員試験の合否結果次第でKBCCへの入学を考えている方を対象にした入学制度です。入学年に卒業見込みの生徒に加え、すでに高校を卒業した方や、高校卒業者と同等以上の学力と認められた方に受験資格があります。
公務員試験の合否が発表された後に入学手続きを行うことができる制度です。進路が確定した上で入学に関わる支払いを行うことができるため、公務員試験に合格した際に「進学しないのに入学金を払う」必要はありません。
10月から3月下旬まで願書を受け付けており、書類審査・適性検査・面接・作文で選考を行います。出願に際しては、入学願書・受験票・出身学校調査書が必要です。
●特別優待制度(大学・短大・社会人)
KBCCには、高校生へ向けた制度のほか、大学・短大生や、社会人へ向けた制度も用意しています。特別優待制度は大学生や短大生で進路の変更を考えている方や、社会人経験が6ヶ月以上の方へ向けた制度です。入学生の毎年1割程度の方がKBCCへ再進学し、専門性の高いスキルを身につけています。
出願受付は10月から3月下旬まで行っており、書類審査・適性検査・面接で選考を行います。入学選考料15,000円と、入学願書・ 受験票・特別優待制度申込書・出身学校調査書(大学・短大卒業者は卒業証明書でも可)の提出が必要です。特別優待制度を利用した入学生は学費10万円の免除を受けることができます。