KBCCの先生たちに、勉強のこと、KBCCでの学校生活のこと、そして先生自身のことなど、気になるあれこれを語ってもらいました。今回は、総合ビジネス科の山下先生。KBCCの先生になって12年の頼れるベテラン先生です。
先生になって12年目。山下先生にとってどんな12年間でしたか?
先生になったばかりのときは、私自身がいっぱいいっぱい。学生たちがどこでつまづくのか、何が分からないのかが理解できていなかったため、学生に教わることがとても多かった。自分で学生から聞かれたことをこっそりと勉強することで、学生からの質問にも前ほど動じなくなりました。学生が考えていることを踏まえて「こうしたらいいんじゃないか」というアドバイスができるようになりました。
教員をしてよかったことは何ですか?
「わからない!」と言っていた学生に付きっ切りで指導して、実際に合格して喜んでいる様子をみた時は「いい体験をさせてもらった」と思いますね。目指す進路によっては資格が取れないと厳しい部分もあります。当然、学生には資格を取得して卒業してほしいのですが、資格が取れなくても努力を重ねた2年が無駄になるわけではないと思います。試験勉強はもちろんですが、入ってくれた学生を自信を持って就職先に送り出すことが仕事。立派な社会人になるため、相手への気遣いができるように、プラスアルファのアドバイスをしていきたいです。
担任業務はKBCCの特長ですが担任業務を通してどう感じますか?
日常的に学生とのコミュニケーションがあるのは、教員としても楽しい時間。履修する授業によっては、担任を受け持つクラスでも、週1回しか授業をしない学生もいます。そのため朝のショートホームでは冗談を言いながら、楽しい時間にしようと意識しています。学生と話すときは、学生の言いたいことを汲むように心がけています。社会に出ると自分の意見だけが通るわけではありません。「自分が話す代わりに、相手の意見も聞く」ということを、私自身が率先して見せたいと思っています。
最後に高校生へのメッセージをお願いします!
まだ勉強をやり残した人や新しい専門知識を学びたい人などKBCCに来る学生たちの目的はさまざま。しかし、みんな笑顔が輝いて、若さと可能性を感じる学生たちです。2年間という短い期間ですが、これから出会う仲間とともに夢に向かってチャレンジしましょう!