KBCCの先生たちに、勉強のこと、進路のこと、そしてKBCCの学校生活など、気になるあれこれを赤裸々に語ってもらいました。今回は、公務員科の小薗先生。日本史や地理などの人文科学を担当しています。
小薗先生が教員という職業を選んだ理由は?
昔から人と触れ合ったり、人と話をすることがとても好きでした。その中でも「人の人生により深く関わることのできる仕事は何だろう」と考えた時に教師という仕事だと思いました。実際に教員という仕事をしてみて、どう話せば学生が理解してくれるか、納得してくれるか試行錯誤することもあります。しかし、学生と一緒に悩んだり喜んだり、学生の成長を間近で見ることができる素晴らしい仕事だと思います。
学生とはどのように接していますか?
私自身、学生時代はサッカーばかりしていたので、学生とはサッカーの話題で盛り上がることが多いですね。学生の様子を見て、KBCCには「やるときはやる素直な子」が多いなと思います。学生と接するときに意識しているのは「一人の大人」として見ること。学生たちは何事も一生懸命に取り組むので、自然と教育にも熱が入ります。
授業のときに意識していることはなんですか?
学生たちが疑問を持ち、自主的に考えられる授業を意識しています。私が主に教えている科目は、日本史・世界史・地理の人文科学。暗記科目ではありますが、こちらから質問することで、学生には自主的に考えてもらうようにしています。自ら考えて知識を定着させていけば学力としても定着しますし、人間としての視野も広がります。常に疑問を持ち、自主的に考えることで社会に出てからも、都度、必要とされるスキルが身につくと思います。
小薗先生から見て、KBBCCってどんなところですか?
科目のについて学ぶことができるのは当たり前ですが、それ以外のプラスアルファを学べるところだと思います。専門学校に通うのは2~3年ですが、卒業したあとは定年退職まで40年間働く人がほとんど。40年間一生懸命働くためには、人間力が必要です。KBCCはその人間力を、更に伸ばすことができる場所だと思います。